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Friend
…時は過ぎて昼休み
今日転校してきたばかりのは廊下をもの凄い勢いで走っていた。
にとっては走っていても周りの人にはただ早歩きしているようにしか見えない。
はもの凄い運動音痴なのだ。
なぜは走っているのか…それは数分前の事。
……………………………
『ねえねえ。隣の君。』
「…なんだ。」
『ここの購買って玉子サンドあるの?』
「ある。…だが、玉子サンドは人気だ…。」
『?…それがどうしたの?』
「早く行かないと売り切れるぞ…。」
『はあっ!?それを先に言えよっ!!』
……………………………
そして今に至る。
『ハァハァ…。やっと着いたあ…。この学校広すぎだしっ!!』
いやそれはあなたが遅いだけですから。
『もう教室帰れないよ…多分。あっ最後の玉子サンドっ』
は玉子サンドに手をのばす。
…が
横から来た誰かが先に玉子サンドをとってしまった。
それはと同じで今日転校してきただった。
だがはだという事にまったく気づいていない。
沈黙
『あっごめんなさい。』
『謝るくらいならちょうだいよ。』
はホレと手を出している。
『えっでも…』
しーん
『あっそうだ!サンドウィッチは2個あるし2人で分けて食べましょ!』
『へっ!?』
マヌケな声を出してしまった。
『大丈夫です。お金は私が出しますからっ』
『そういう問題じゃあ…『いいんですよ。さっ屋上で食べましょ。」
…屋上
『ごめんね。無理矢理つれてきちゃって。』
『いいよ。別に。玉子サンド食べれたし。』
『そういえばっ!』
『何?』
『あなたさんよね?』
『そうだけど…アンタ何であたしの名前知ってんの?』
『それはっあなたに一目ボ…じゃなくて、』
今一目ボレって言いそうになりましたよね?さん。
『朝紹介されてたじゃない。それに私も転校生よ。』
『ふーん。名前…。』
『?』
『アンタ名前は?』
『よ。』
『…ね。っあたしの事は呼び捨てでいいよ。あと敬語もやめてね。
ってことで。アンタをあたしの下僕一号に任命してやるよ。』
不器用なは精一杯に心を開こうとした。
はそれに気づいた。
『うんっわかったよ。。』
一瞬の顔が緩んだ。
…それから2人は仲良く教室に戻りましたとさ。
は…
『…可愛すぎっホレたっいつか私のものにしてみせる!!』
を手に入れるために自分を磨いていましたとさ。
チャンチャン
後書き
なんだコリャあ。は変態ですか。
いきなりGL要素入っちゃうんですよこの小説…。
って言ってもこれはつぐみが考えたんですけどねっ
ま・でももちゃんと男に恋しますからっ
フツーに完結しますよ。心配しないで見て下さい。
byつぐみ