花より
●子じゃ
ないですよ
1-Aではとが質問攻めになっていた。
「なんで呼ばれたの?」
「知り合い?」
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周りの奴らがうざくなったはその場をにまかせ、屋上へ向かった。
『いや、まじで赤札貼られたらどうしよう……。』
花より男子にこだわりすぎでしょ…。
『!…足音が聞こえる…。』
カツン−−−−−−
1人の足音ではなくたくさんの足音。
ガチャ
「たりーよなァ。」
「そういえばサソリ。噂の新入生は見れたのか?」
『(ん…あたしの話…?)』
咄嗟に隠れてしまった。
が隠れてるとも知らず話し出すサソリ。
「けっこー可愛い顔してたぜー。2人とも。お前らもくれば良かったのにな。」
「まじかよー。オイラも見に行けばよかった。うん。」
「フッ…ナンセンスだ…。」
「おいサソリィ。ここに可愛い子が居るんだけどよォ。コイツかァ?話してたの。」
「おー。ソイツだぜ。確か……ってほうだ。」
ひっバレた…!もももももももしかして…リンチされる…!
見かけによらず臆病な。
それもそのはず、はあくまで「問題児」であって「不良」ではないのだ。
まして悪い事などほとんどした事がないのだ。
そんなの心境もしらずに話し出す飛段。
「へェーサソリが言うだけあって可愛い顔してんじゃねーか。
あ・オレは飛段ってゆーんだけどよォ。
お前可愛いしオレの愛人にしてやってもいーけどよォ。
オレはモテるからなァ…愛人になったら周りの女どもがただじゃおかねえと思うけどなァ。
それよりさァメアド教えろよ。オレと友だちになりてェだろ??」
ブチ
『うっせェんだよ!このカス!
だまって聞いてりゃいい気になりやがって!誰がテメーの愛人だコラ。
テメーみてーに話が長くてナルシストな奴は大っっキライなんだよ!
地獄に落ちやがれこンの糞オールバック!!』
バタン
「ぷっくくくっ…!やられたな飛段。うん。」
「ククッ…強気な女だぜ。」
「ナンセンスだ…。」
「今の反応が普通だと思うがな。」
「うわっ角都!いつから居たんだよ。うん。」
「たった今だ。」
その時飛段は真っ白に固まっていましたとさ。
−その頃教室では…
みんなに質問攻めにされていたがぐったりと机に倒れていた。
ガラ
「あーっちゃん!どこ行ってたのー?」
ピク…
ボソ『…?』
『別に。どこでもいーだろーが。テメーには関係ねーだろ。』
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
どこからか溢れてくる黒いオーラ。
『……………………………?』
『どこ行ってたのかなあ?ちゃん。(黒笑』
黒いオーラの正体はだった。
『なんで…怒ってるの…?もしかして…あの時のコト?』
あの時とはこの回の最初あたりです。
『そうよォ。よくも自分だけ逃げてくれたわね…!』
『え…ちょ…ちょっと!落ち着いてよ。っ!』
『問答無用だゴルァー!!』
『い…いヤあーっ!!』
…この日からみんなはを怒らせないように気をつけるようにしました。
後書き…
なんか主従関係逆転してますよね。絶対。
は臆病者なんですよ。チキンですよチキン。
は出番少なかったけどキレると鬼のようになります。
危険人物です。
次からはとF4の絡みも入るハズ!!
Byつぐみ