はあれから練習に出ろと言われてサスケとに追いかけられつつも、必ず逃げ切り、とうとう一回も練習に出ずに体育大会を迎えた。

『とうとう体育大会かぁー・・・（のブルマ姿が・・・）』

デレデレしているを横目に、がクラス全員に言う。

『今日は本番。みんな今まで練習してきた成果を存分に発揮しなさいよ！負けたらグラウンド100周だから！』

偉そうな言葉の後に某テニス漫画の部長の台詞を付け加えたは、満足そうに自分の所にもどった。




その後次々に種目を消化していき、のいる借り物競争はなんとかビリを逃れる事が出来た。
当の本人は当然じゃない、とあたかも自分が頑張りましたみたいな言い方をしていたがそれは放って置こう。
その他の種目ではやはり最初のの台詞が効いた様で、大体上位に位置していた。

大会も終盤となり、最後のリレー。
５人で走り、アンカーは２周。
一番最初はナルトだった。

「よぉーっし！最初っから１番になってやるってばよ！」

『やる気満々ねぇー、ナルト。頑張ってね！応援してるから。』

完全やる気なしの。
だが、そこにサクラがやってくる。

「、頑張ったら一週間お昼おごってあげる。」
『やります。』

たった３秒前までやる気の無かったは、サクラの魔法の言葉でやる気になった！


そうこうしているうちに、バトンはサスケに。
その少し前に、3-Cのイタチが。

『あ、サスケのお兄さんだ。』

「サスケ・・・お前は遅い。何故遅いか・・・それは・・・憎しみが足りないからだ。」

『・・・。ねぇ、サクラ。サスケのお兄さんってあんな馬鹿なの？』

「さ、さぁね・・・」


意味わからない言葉を言っているうちに、イタチはサスケに追い越され、現在トップ。


『そのまま、サスケー！頑張って！（できればもっと距離を離して！）』

「キャー！サスケ君、頑張ってー！」


次は。アンカー。

『練習サボってたんだから、頑張りなさいよ！１位じゃなかったら許さないんだからね！』
とに喝を入れられる。

『１週間お昼をかけてこの、頑張ります！（てかめっちゃツンデレ発言した・・・！）』

そんなをスルーして、

『ほら、きたよ！頑張りなさい！』


パシッ

バトンが手渡される。

お昼がかかってるんだ、と思って頑張って走った。

遅れて、3-Cのサソリにバトンが手渡された。

は後ろを見て、加速した。
陸上部並みの速さで、一周した。

『ハァッ・・ハァッ・・・お昼が・・・かかってる！』

呪文を唱えるように何度も何度も、つぶやきながら走っていると、サソリがだんだん追いついてきた。しかももの凄い形相で。

それからは抜いたり抜かれたりの繰り返し。だがゴールへと近づいていき・・・








制したのは、1-A。


僅かな差ではあったが、優勝を手にしたのだった。

１年生で優勝はかなり珍しいものらしく、先生方もかなり驚いていた。

『私のおかげよね、？』

にっこり微笑みながらは言った。

『頑張ったね、！練習サボった割には。』

珍しくが褒めて、かなりは喜んでいた。
同時に、クラスがの一言で団結したのも事実。







後書き

久しぶりのH×H。
本当はつぐみが書くんですがね、おもいつかなかったらしくて。
久しぶりすぎて設定とか忘れてるよ！

憂羽


お題

お題屋さん。