なんだったんだ?うん。
いきなり来ないで!なんて大声で言われちゃたまんねぇな。うん。
・・・よし、明日先公に文句つけよ。うん。
「昨日はどうだったか?デイダラ。」
『あ?どーもこーもねーよ。うん。
ピンポン押したらいきなり“来ないでっ!”って叫ばれたぞ、うん。』
「そうか・・・」
『なんだよ、うん。』
「いや・・・なんでもない。これからも続けてくれ。」
『はぁ?!なんであんな事言われたのにまた行かなきゃなんねーんだ?うん。』
「いやならいいんだぞ?」
担任はニヒルな笑みを浮かべた。
もちろん、デイダラは逆らえない訳で。
『行きます、うん。』
ずるいよなー・・・教師は。生徒こき使えるもんなァ・・・うん。
とりあえず行ってみっか!
ピーンポーン・・・
ガチャッ
『来ないでって言ったでしょ・・・』
昨日と同じようにはならないぜ!うん。
「待った。」
先手必勝!ドアを閉める前にオイラが阻止したもんね!うん。
・・・ってオイラなんでこんな必死なんだ・・・?
『・・・何よ。私なんかに用は無いんでしょ。どうせ担任からでも学校に来させろって言われてここに来たんでしょう?』
は一気に話した。
「・・・オイラはデイダラ。昨日の席替えでお前の隣になった奴だ!うん。」
だがデイダラは怯まず、続けた。
『だから何よ。』
は相変わらず冷たくする。
「だから、学校に来い。オイラの隣に、来い。じゃねーと、オイラがつまんねーだろ?うん。」
デイダラは笑った。
『・・・変な人。』
そのとき、初めては笑った。
笑った、といっても、うっすらだが。
「オイラ、本当はお前の言う通り、担任に言われてここに来たんだ。だけど、やっぱり隣の奴がいねーと寂しいしな!うん。」
『そう・・・頑張ってみる。』
「ああ。じゃあ明日な!。」
じゃあね、デイダラ君。
とが言う前にデイダラは去ってしまった。
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次の日。
昨日はやっとオイラと話してくれたもんなァ...うん。
顔はかわいいと思うんだが、どうして不登校なんかになったんだ?うん。
友達多そうなのにな...うん。
ガラッ...
「はよー。うん...。」
やっぱりか、そう思った。
やっぱり、は来ていなかった。
「駄目か...うん。」
そーだよなァ。今までずっと学校に来てなかった分、いきなり来るなんて勇気が必要なんだろうなァ。うん。
ガラッ...
『お、はようござい、ます。』
To be Continued
あとがき・・・
うーん。無理矢理な回ですね。今回は。
珍しく、長いです。
急展開な回でしたっ(逃