02 // 全てが始まった日の話

ッ!はおるか?」
『はーい。いますよ火影サマ。』
「ナルトが封印の書を持ち出した。一刻も早く見つけるのじゃ」
『了ー解でっす!』


ザッ


『あれは…影分身の術ッ…』
いつの間にあんな術を…
<少々驚いただがゆっくりと木の陰から出て行く
『お久しぶりです。イルカ先生。ナルトは も・ち・ろ・ん 合格ですよねえ?』
「あ…あぁ。それよりお前…お久しぶりって昨日会ったばかりじゃないか。」
「イルカ先生。この子誰だってばよ。何でオレの名前知ってるんだってばよ?」
『ああ。あたしは南都よ。よろしくナルト。』
「よろしくだってばよ!」
「よしっそろそろ一楽行くか!も行くか?」
『はいっ行きますよお』














・・・・・・・・・


ピーンポーン

「おい。もうすぐ説明会に時間だ…って今起きたのか…。早く支度しろ。置いてくぞ。」
『あ…サスケおはよう。来るならもうちょっと早く来てくれればよかったのにね。』
「さっさとしろ」
『(えっ無視?無視したよね?)ああ"待ってよお』










『おはようナルト。いい天気だし,説明会日和だねっ(キラーン』
「そうだってばよ!」
「説明会日和ってなんだよ。このウスラトンカチが。」
『ま・いいや。それよりサスケ。あたしナルトと話したいから,サスケはそこら辺にすわってな。』
「はあ…。わかっ「サスケくゥんとなり いい?」
ちゃんってばさあ。サスケと知り合いなの?」
「うん。幼なじみだよ。」
「ふーん。」


じっろー


「「どけ」」


ドン


ナルトがサスケの方に傾いて行く…。






しーん






「あっちゃあ…。ナルトとサスケがキス…!きゃあ!2人ってそんな関係!?
まじで!?あたしだってまだキスしたことないのにィー!!なんでサスケが先なのお!!」
1人変なことを考える




ボカッ バキッ




女子にコテンパンにされるナルト




「今後は3人1組の班を作り…
コソ『ねぇねぇナルト大丈夫?』
コソ「なんとか大丈夫だってばよ」
…班は力のバランスが均等になるようにこっちで決めた。」




「「「えーーーーーー!!!」」」




「…次 第7班 春野サクラ…うずまきナルト…うちはサスケ!それと南都


『やったあ!ナルト!一緒だね!』
「オレもうれしいってばよ!」
『サスケもっ!一緒でよかったね』


「…ああ…」








・・・とある公園


「あのーちゃんってさあサスケ君と知り合いなの?」
『(あれえ?いっつも一緒に行動してるのに…何でみんな知らないんだ?)あはは…知り合いってゆうか幼なじみなの!』
ちゃんは,もしかして…サスケ君のこと…好き?…とか…?」
『いやいやいや好きじゃないよ。全然!いい幼なじみって感じ!あとあたしのことは呼び捨てでいいよ。サクラ。』
「そっか…私サスケ君のこと好きなんだけど…協力してくれない?」
『(そんなこと見てればわかるよ…)いいよお。』
「本当!?ありがとう!」
ボソ『サクラみたいな人なら…ね。』
「ん?何か行った?」
『何も言ってないよ!そろそろ集合の時間だから行こ!』
「そうね!」








キョロキョロ


「ナルト!じっとしときなさいよ!!」
「何でオレ達7班の先生だけこんなに来るのが遅せーんだってばよ」
『それはね!とっても時間にルーズな先生だからよ!』
「そうか!」
((何でそれで納得すんだよ(すんの)?))
『(んー時間にルーズな先生ったらアイツしかいないべ)』
「ちょっと!!何やってんのナルト!!」
「遅刻して来る奴がわりーんだってばよ!!」
今時珍しい黒板消しのブービートラップをしかけるナルト
『引っかかったら面白いね』


ガラ!!バフッ




もろ引っかかった上忍
「きゃははははは!!引っかかった!!ひっかかった!!」
「先生ごめんなさい。私は止めたんですがナルト君が…」
『(サクラは2重人格…か)はあ…』




「んーなんていうかな。お前らの第1印象はぁ嫌いだ!!」




しーーーーーん








「それじゃあ…まず自己紹介してもらおう。」
「…どんなこと言えばいいの?」
「…そりゃあ好きなもの嫌いなもの…将来の夢とか趣味とか…。ま!そんなのだ。」
「あのさ!あのさ!それより先に先生自分のこと紹介してくれよ!」
「そうね…見た目ちょっとあやしいし」
『ちょっとどころじゃあないでしょ!サクラ!そういう時はハッキリ言っていいんだよ?』
「(この子は…)オレは「はたけ・カカシ」って名前だ。好き嫌いをお前らに教える気はない!
将来の夢…っていわれてもなあ…ま!趣味は色々だ…」
「結局わかったのって名前だけじゃない?…」
『カカシの趣味はねえ…イチャイチャパラダイス…通称イチャパラを読むことよ。』


「え…ちゃん何でそんなこと知っ「じゃ次はお前らだ。右から順に…」
「オレさ!オレさ!名前はうずまきナルト!好きなものはカップラーメン!
もっと好きなものはイルカ先生におごってもらった一楽のラーメン!!
嫌いなものはお湯を入れてからの3分間。将来の夢はァ
火影を超す!!ンでもって里の奴ら全員にオレの存在を認めさせてやるんだ!!」
『カッコいい(え』
「趣味はイタズラかな」




「(なるほどね…)次!」
「名はうちはサスケ。嫌いなものならたくさんあるが、好きなものは別にない。
それから…夢なんて言葉で終わらす気は無いが野望はある!一族の復興とある男を必ず…殺すことだ」
「(かっこいい…?)」
「(…オレのことじゃないだろうな…)」
『ちがうよ。ナルトのことじゃないよ。』
「え…『(ニコッ)』




「よし…じゃあ次 ピンクの女の子」
『(おいおいおいおい…自分の担当する班のメンバーの名前ぐらい覚えろよ…)』
「私は春野サクラ。好きなものはぁ…ってゆーかあ好きな人は…(チラ)えーとぉ…将来の夢も言っちゃおうかなあ…キャー!!」
『(恋する乙女だなあサクラ…)』
「嫌いなものはナルトです!」




「(この年代の女の子は忍術よりも恋愛だな…)じゃ最後女の子…」
『んー名前はあ…南都。好きなものはあってか事はあ寝ること。嫌いな事はあ火影サマの説教。
将来の夢はあ初恋の人と結婚する事。と木の葉の白い牙・黄色い閃光をパクって木の葉の銀の堕天使と呼ばれる事
趣味はあ人の色々なウワサを流す事です!』




「(あの南都一族の不運の少女…か)自己紹介はそこまでだ。明日から任務やるぞ」
「はっどんな任務でありますか!?」
「まずはこの5人だけであることをやる」
「なに?なに?」
「サバイバル演習だ」
『なんで任務で演習やるのですか?カカシ…先生』
「相手はオレだがただの演習じゃない。」
「ただの演習じゃないってどんな演習なの?」
「…ククク…」
「ちょっと!何がおかしいのよ先生!?」
「いや…ま!ただな…オレがこれ言ったらお前ら絶対引くから」
「引くゥ…?」
ボソ『引くようなルール作んなよ…』
「卒業生28名中下忍と認められるのはわずか9名から10名。残りは再びアカデミーへ戻される。
この演習は脱落率66%以上の超難関テストだ。」





・・・・・・・





『そんなの余裕だよ。だって合格率が40%あれば十分じゃん♪』




「…なんか計算間違ってるけど。」
「ンなバカな!!じゃ!何のための卒業試験だってばよ!」
「あ!あれか…下忍になる可能性のあるものを選抜するだけ」
「ぬ〜なァにィ〜…」
「とにかく明日は演習場でお前らの合否を判断する。忍道具一式持ってこい。
それと、朝飯は抜いてこい…吐くぞ!じゃ明日遅れないように!」
『(あー明日の朝ごはん何にしよおかなあ)』