06 // この場所から続いているのは、死に向かう道


「じゃ!ナルトをお願いします
限界まで体使っちゃってるから…今日はもう動けないと思いますんで」

「じゃ!超いってくる」

「ハイ」


*******

「な…なんだあコレはあ!!!どうした!いったい何があったんじゃ!」

「ば…化け物…」





「来るぞォ!!」

カカシがそう叫んだとたん、たちの周りを濃い霧が包み始めた

「ね!カカシ先生これって…これってアイツの霧隠れの術よね!」

[久しぶりだなカカシ。相変わらずそんなガキを連れて…また震えてるじゃないか…可哀相に…]

「武者震いだよ!」

『そうよ!てかあたし震えてないから!』

カカシはの言葉を軽く無視し、サスケに
「やれ」
と言った

その言葉をうけ、サスケは一気に再不斬の水分身を斬りつける

ガガガ  バシャャ

「ほう…水分身を見切ったか。あのガキかなり成長したな…あとあの赤髪…ライバル出現ってとこだな…白」

「そうみたいですね…」

「どうやらオレの予想的中しちゃったみたいね…」

そう、そこには再不斬と霧隠れの追い忍、と自ら名乗っていた少年が立っていたのだ

「あ!」

「どの面下げて堂々と出てきちゃってんのよアイツ」

「アイツはオレがやる。ヘタな芝居しやがって…オレはああいうスカしたガキが1番嫌いだ」

「カッコイイ!サスケ君?」

サクラは恋する乙女オーラ満天でサスケに言う

サスケも十分スカしてると思うけどな…

「たいした少年ですね。いくら水分身がオリジナルの10分の1程度の力しかないにしても…あそこまでやるとは…」

「だが先手は打った…行け!」

「ハイ」

白がそういうとサスケは白に飛びかかっていく

「サクラ!タズナさんを囲んでオレから離れるな
はサスケの援護…だが邪魔はしないように!」

『邪魔なんかしないよ!』

「ハイ」


*******

「君を殺したくはないのですが…引き下がってもらえはしないのでしょうね…」

「アホ言え…」

「やはり…しかし次、あなたはボクのスピードにはついてこれない。それにボクは2つの先手を打っている」

「2つの先手?」

「1つは辺りにまかれた水…そして2つめにボクは君の片手をふさいだ
したがって君はボクの攻撃をただ防ぐだけ」

白はそういうと片手で印を結び始めた

『ふーん…あたしは傍観としますか』

はそう言い、サスケと白が戦ってる場所の近くに腰を下ろす

「秘術・千殺水翔!!」

バシュッ

辺りにまかれた水が千本のような形になり、一気にサスケに襲いかかる

「案外トロいんだな…これからお前はオレの攻撃をただ防ぐだけだ」

キィン

サスケは白に襲いかかる

「ぐっ!」

「どうやらスピードはオレのほうが上みたいだな…」

するとカカシが

「ガキだガキだとウチのチームをなめてもらっちゃあ困るねぇ…こう見えてもサスケは木ノ葉の里No.1ルーキー
ここにいるサクラは里1番の切れ者…つぐみはオレをもしのぐ能力の持ち主…そしてもう1人は目立ちたがり屋で意外性No.1のドタバタ忍者ナルト」

「ククク…ククククッ…白…分かるか?このままじゃ返り討ちだぞ…」

「残念です…秘術・魔境氷晶」

『!…これは…サスケ!アンタの手には負えないよ!』

は血継限界を発動させたが

!手ェ出すな!」

というサスケの言葉で上げかけていた腰を下ろした

…確かこれは…霧隠れの血継限界で水遁と風遁を組み合わせて作った氷遁
サスケの写輪眼が開眼すれば別だけど…今のままじゃ絶対勝てない
しょうがない…あたしはまた傍観ですかい

ズズズズ

辺りにまかれた水がまた形を変え、長方形の鏡のような形になった
それがサスケの周りを覆う

「な…っ」

「くそっ」

「お前の相手はオレだろ」

再不斬はそう言うと、サスケの元へ向かおうとするカカシの前に立ちはだかった

[じゃあ…そろそろ行きますよ…ボクの本当のスピードをお見せしましょう]

白はサスケにそう言うと千本を取りだしサスケに向かって投げ始めた

「うぐぅっ!!」

サスケにはそれを防ぐ術があるわけもなく、ただただ攻撃を受け続けている


すると、ボーン、と言う音と煙幕
煙幕が消えて行くにつれて、見えていく人影

「うずまきナルト!ただいま見参!オレが来たからにはもう大丈夫だってばよ!
物語の主人公ってのは大体こーゆーパターンで出てきてあっちゅーまにィ敵をやっつけるのだァー!」

シュシュシュ

再不斬がナルトに向かって手裏剣を投げる

キンキンキン

しかしその攻撃はによって防がれる

『コラ、ナルト!遅いから!』

「悪イってばよー寝坊しちまってな!」

「再不斬さん…この子はボクに…この戦いはボクの流儀でやらせて下さい」

「フン…相変わらず甘いヤローだ…お前は」

ズズズ

「こっちですよ」

「どっどーいうことだコレェ!!」

「火遁・豪火球の術!!」

ゴゴゴと音をさせ、サスケは口から火を噴き出す

「全然効いてねェーじゃん!!」

『サスケェ…手伝う?』

「いらねえ!さっき言っただろ?コイツはオレがやる」

意地張っちゃってェ…白はサスケにはまだ早いよ






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めちゃくちゃ中途半端ですいません…
今は、この小説を読んでくれてる人がいるのかなあ?とか思うことがよくあって、
自分の小説に自信が持てません
なので、メールとか拍手でもいいのでメッセージくれると嬉しいです
よろしくお願いします


By;つぐみ